2021/07/09 14:41
【記事概要】
この記事では7cr17とV金10号(VG10)の特徴と、あなたに合った包丁の選び方をまとめています。
この記事を読めば、
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1.
7cr17とV金10号(VG10)はどのような包丁なのか
2.
7cr17とV金10号(VG10)それぞれの刃の特徴
3.
7cr17とV金10号(VG10)メリット・デメリット
4.
7cr17とV金10号(VG10)の適性
がわかります。
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こんにちは、ダマスカス包丁の専門店Kia Oraです。
家庭で料理をするための包丁が欲しいという人は「7cr17」の包丁がおすすめ。
プロの料理人など料理をする頻度が高い人や切れ味にこだわりがある人は「「V金10号(VG10)」が良いんです。
理由は鋼材の違いによって、切れ味の鋭さや永切れ性の高さが違うから。
それぞれの特徴から、7cr17とV金10号(VG10)のどちらの包丁が自分に適しているのかを見極めましょう!
「7cr17とV金10号(VG10)とはどんな包丁?」
まずは、7cr17とV金10号(VG10)とはどんな鋼なのかを一言で表すと、
V金10号(VG10)は日本の武生特殊鋼の高級ステンレス鋼、
7cr17は中国の鋼であり、炭素を多く含んでいる高炭素鋼です。
次にそれぞれの包丁に含まれている鋼材の特性を見ていきますね。
「7cr17とV金10号(VG10)それぞれの特徴」
7cr17とV金10号(VG10)それぞれの特徴を細かくチェックしていきます。
含まれている鋼材の特性をあわせもっている7cr17とV金10号(VG10)の刃は高機能なんですよ。
7cr17とV金10号(VG10)はどちらも硬度が高く、粘り強さがあるので刃が曲がりにくく、削りやすい刃なので自宅でも自分で研ぎ直しができるお手入れのしやすい包丁ですよ。
7cr17とV金10号(VG10)はステンレス鋼包丁であるため、刃は頑丈で硬く欠けにくくなっており、錆びにくい鋼材が使用されているため、包丁の大敵である錆びにも強いです。
頻繁にお手入れをしていても、すぐに錆びついてしまう鋼の包丁は、切れ味こそ良いですが、お手入れの難しさからなかなか手を出しづらい包丁でしょう。
その点、ステンレス鋼包丁は切れ味も良いため、適正なお手入れをしておけば簡単に錆びついたりすることはないですよ。
含まれている鋼材はあまり変わらない7cr17とV金10号(VG10)の決定的な違いは、切れ味の鋭さや永切れ性の高さ、耐摩耗性の持ちや価格帯です!
そこで、7cr17とV金10号(VG10)のメリットやデメリットを見ていきましょう。
「7cr17とV金10号(VG10)メリット・デメリット」
7cr17とV金10号(VG10)にはたくさんのメリットがありますよ!
それぞれにはデメリットもあるので、メリット・デメリットの両方を知っておきましょう。
7cr17は、切れ味が良く永切れ性もある包丁ですが、
しかし、お手入れの頻度は毎食作る場合で1ヶ月に1度程度必要となり、V金10号(VG10)に比べてお手入れの頻度が多くなることがデメリットです。
V金10号(VG10)は、とにかく切れ味が非常に鋭いという特徴があり、永切れ性が高く切れ味が長続きします。
毎食作る場合でも、お手入れの頻度が2ヶ月に1度程度で良いため、お手入れ楽々な包丁です。
しかし、7cr17に比べると価格が高くなっていることがデメリットと言えるでしょう。
それでは、それぞれのメリットやデメリットがわかったところで、7cr17とV金10号(VG10)のどちらを選べばよいのか、包丁の選び方をチェックしていきますしょう。
「7cr17とV金10号(VG10)の選び方」
7cr17とV金10号(VG10)のメリットやデメリットから、どんな人に向いている包丁なのか、それぞれの包丁をどうやって選べばよいのかを知り、自分に合った包丁を手に入れましょう。
7cr17は、切れ味・永切れ性があり、機能性は非常に高いにも関わらず、リーズナブルな価格で販売されているので、料理を始めたばかりだからとりあえず包丁が欲しい!という人や、自宅で家庭料理を作るという人にぴったりの包丁です。
初めて包丁を購入するときに、どれでもいいからと言って適当な包丁を買ったら、最初はよく切れてもすぐに切れなくなったり研ぎ直しても切れ味が良くならなくて結局使えずまた買い直し…ということにもなりかねません!
なので、初めて包丁を買うという料理初心者の人にも、よく切れてメンテナンスもしやすい包丁を選ぶべきなんですよ。
7cr17はよく切れてお手入れ簡単な包丁が欲しいけど、高いものはちょっと買いたくないなという人におすすめです。
とりあえず高い包丁を買えばよいということではありません。鋼材を見て選ぶようにすれば価格は安くてもいい包丁に出会えますよ。
7cr17の包丁は安かろう悪かろうではなく、安いのに高品質で切れ味抜群なので、一度使ってみたら料理が楽しくなること間違いなしです。
一方で、V金10号(VG10)の包丁は、とにかく切れ味が鋭く、耐摩耗性や耐腐食性が優れているので、たくさん使っても7cr17よりお手入れの頻度が少なくて済みます。
そのため、たくさんの食材を切ったり、使用頻度が多い飲食店や料理研究家などプロ向けでプロ仕様の包丁です!
たくさん切っても切れ味が落ちず、お手入れの頻度も少なくて済む分、メンテナンスにかける時間が短縮できるメリットがあります。
プロの料理人の場合、すぐ切れ味の落ちる包丁では仕事になりませんよね。
そのため、しっかりと切れるV金10号(VG10)がおすすめなんです。
7cr17の包丁に比べると価格が高めになりますが、その分よく切れてお手入れが楽という利点がありますよ。
7cr17の包丁では、少し機能が足りないと感じた場合はV金10号(VG10)を購入してみるというのもいいでしょう。
V金10号(VG10)は高品質ですが、初心者は持て余してしまうでしょう。
7cr17はよく切れますが、プロが飲食店で使うのには機能が足りないと感じます。
包丁はよく切れる方が良いのは間違いありませんが、どのくらい使える包丁が良いのかは鋼材を見て考えると良いですね。
どこで、どんな風に使いたいのかを考えると、どの鋼材を使った包丁が自分に合っているのかを見極めることができますよ。
用途に合った包丁を選び、調理の時間をスムーズにより快適にしてください。
⇩7cr17をもっと詳しく知りたいならこちら⇩
【7cr17】の包丁とは?硬度や耐摩耗性などの特徴について!
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