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2021/05/22 21:00


料理をする上で欠かせない道具と言えば、包丁ですよね。

包丁はサイズや形状の異なる様々な種類がありますが、まず料理を始めようとした際に、多くの人が手にするのが「万能包丁」と呼ばれる肉や魚や野菜などあらゆる食材に対応できる牛刀・三徳包丁です。

 

牛刀や三徳包丁さえ持っていれば、様々な食材を切ることができ、メインからデザートまで料理を作ることが可能でしょう。

しかし、もっと下準備を楽に、そして料理をさらに美味しくキレイに仕上げるためにはペティナイフを持っておくと良いです!

 

ペティナイフは数ある包丁の種類の中で最もサイズの小さい小ぶりな包丁で、非常に使い勝手が良い包丁ですよ。

 

当記事では、ペティナイフの特徴・メリットデメリットや使い方をまとめていますので、包丁選びの参考にしてみてくださいね。

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この記事でわかること

1.      ペティナイフの特徴

2.      ペティナイフのメリット・デメリット

3.      ペティナイフの上手な使い方

4.      ペティナイフのお手入れ方法

5.      ペティナイフを使ってさらに料理上手になる方法

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「ペティナイフの特徴」


ペティナイフは、西洋包丁で「ぺティ」にはフランス語で“小さい”という意味があります。

包丁の種類の中で最もサイズが小さく手軽に使える包丁として人気があります。

刃渡り

刃幅

刃先の形状

80150

狭い

鋭利で尖っている

サイズが小さく刃幅が狭く、刃先が鋭利で尖っているという特徴があり、切れ味が良く細やかな作業に適した包丁です

大きなサイズの牛刀や三徳包丁では作業しづらい細やかな作業をカバーしてくれる包丁で、メイン使いの包丁の次に手に入れておきたい使い勝手の良さがあります。


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「ペティナイフのメリット・デメリット」



ペティナイフのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

デメリット

小さな手の人も握りやすい

大量に切り込む作業には向かない

小さなサイズの食材の皮むきがしやすい

大きなサイズの食材は刃が通らない

小さな食材の飾り切りができる

硬い食材は切りづらい

研ぎ直しがしやすい

使用頻度が高いと研ぎ直しの回数が増える

省スペースでも使用しやすい

肉や魚は切りづらい

刃渡りが短く刃幅の小さなペティナイフは、持ち手も小さいため手の小さな女性も扱いやすいサイズ感の包丁です。

また、野菜の皮むきやきゅうりやりんごの飾り切りなど、小細工がしやすい包丁なので、サラダやデザートを作る際に重宝します。

 

他にもニンニクや生姜など小さな野菜のみじん切りや薄切りをしたい際にさっと取り出して使えるため、少しの調理スペースでも使いやすい包丁ですよ。

また、刃が小さいため研ぎ直しがしやすく、研ぎ直しに時間がかからないというメリットもあり、お手入れがしやすい包丁です。

 

デメリットとしては、キャベツの千切りなど大量に切り込む作業には向きません。

にんにくや生姜のみじん切りなど、少しのみじん切りであれば重宝しますが、大きな食材や大量のみじん切りをする際は牛刀や三徳包丁が良いでしょう。

 

また、スイカなどの大きな食材を切ろうとした場合、ペティナイフは刃渡りの短さや刃幅の狭さから食材に刃が通りません。

無理やり切ろうとすることで怪我をする恐れもあるため、大きな食材をカットすることは控えた方が良いです。

 

他にも、かぼちゃなどの硬い食材を切ると、小さく薄い刃が欠けたり曲がったりする恐れがあるため、硬い食材を切ることはできません。

軟らかく煮たかぼちゃのスライスなどはできるため、食材の硬さにも注意しながらペティナイフを活用していくと良いですね。

 

ペティナイフのメリットとデメリットをおさえて、適切な使い方をしていきましょう!


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「ペティナイフの上手な使い方」



ペティナイフは小さいけれど、幅広く活躍してくれる包丁です。

ペティナイフは小さくさっと使いやすいだけでなく、あらゆる活用方法があることを知っておきましょう!

 

先述した通り、牛刀や三徳包丁を持っている場合、あらゆる食材を切ることができるため、1本で何役もこなしてくれますが、大きさのある牛刀や三徳包丁では細かな作業をしづらい場合があります。

例えば、小さな野菜の皮むきをする際に、大きなサイズの包丁で皮をむこうとすると非常に扱いづらく、手早くカットできません。

そこで活躍するのがペティナイフです。

 

ペティナイフの活用方法をまとめました。

活用方法

持ち方

野菜や果物の皮むき

包丁の柄と刃の境目あたりをしっかりと握り、食材の皮と刃の部分に親指をあて、食材を回しながら切ります。

小さな食材を切る

人差し指以外の指で包丁の柄をしっかりと握り、人差し指を包丁の背にあてて切ります。

小さな食材の飾り切り

(※調理に慣れてからが良いでしょう)

包丁の柄をえんぴつのように持ったり、包丁の持ち方を変えて、花や動物の形などに切ります。

ペティナイフが他の包丁と異なる部分は、柄の握り方を変えて様々な持ち方をすることです。

ただし、使い方に慣れるまでは食材を切って扱いに慣れることが必要です。

実際に食材を切ってみて、練習をしておくと良いですね。

 

ペティナイフの扱いに慣れてくると、飾り切りをすることもできるようになるため、サラダやデザートを華やかに彩ることができます。

飾り切りは怪我の恐れがあるため、包丁の扱いには十分に注意してくださいね。

 

ペティナイフにも80㎜の小さなものから、150㎜の少し大きなものまでサイズが様々あります。

用途に合わせてペティナイフの選び方をおさえておきましょう。

ペティナイフをメインで使うのか、サブで使うのかによって選ぶペティナイフの刃渡りは変わります。

メインで使いたい場合

サブで使いたい場合

150㎜ほどのサイズのもの

130㎜以下のサイズのもの

手が小さく大きな包丁が扱いづらい方は、150㎜ほどのサイズのあるペティナイフをメインの包丁として使うという方法もあります。

ペティナイフの使用目的が、皮むきや飾り切りである場合は、120㎜のペティナイフが使い勝手が良いでしょう。

 

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「ペティナイフのお手入れ方法」



ペティナイフに限らず、包丁は常に清潔にしておくことが長持ちのコツです。

ペティナイフを使用した際は、

 

1.      汚れを食器用中性洗剤で洗う

2.      流水でしっかりと洗剤と汚れを流す

3.      清潔な布巾でしっかりと水気を拭き取る

 

この手順でお手入れを行いましょう。

 

ペティナイフを使用する際は、清潔な布巾を手元に置いておき、食材を切って拭き取るというようにしておくとさらに良いでしょう。

切りづらいと感じてきたら、砥石やシャープナーを使用して研ぎ直しをすれば、鋭い切れ味が復活しますよ。

 

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「ペティナイフを使ってさらに料理上手に!」

ペティナイフを使えば、皮むきや飾り切り、省スペースでさっと取り出し使用できることによって、

下準備がよりしやすく、料理がより美味しくキレイに仕上がります。

メインの包丁のサブとして取り入れても良し、手の小さな方はメイン包丁としても活用できます。

ペティナイフを使って調理時間をより快適にしてみてはいかがでしょうか。


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