2021/03/18 20:00
包丁は正しくお手入れすることで、
いつまでも長く愛用することができます。
ただし、正しいお手入れを行わずに扱ってしまうと、
すぐに切れなくなり、料理の際にストレスを感じることになりますよ。
包丁の正しいお手入れ方法を知れば、
永切れ性を高めることも可能になります。
お気に入りの包丁をいつまでも良い状態で
長く使うことができるように
お手入れのコツとポイントをおさえていきましょう。
当記事では、包丁の永切れ性を高める正しいお手入れ方法を紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
「包丁の正しいお手入れ方法」
包丁は日頃のちょっとしたお手入れが
とても重要になります。
包丁を使い終わった後に、汚れを落とし、
水気をしっかりと拭き取ることで
包丁が錆びることなく長く使えるようになるのです。
包丁を使い終わった後は、
刃についた汚れや持ち手についた汚れをしっかりと
洗い落としましょう。
その際、食器用洗剤を用いてスポンジで
キレイに洗浄してください。
洗浄後に洗剤が残っていると錆びの原因になるため、
流水でしっかりと汚れと洗剤を洗い落としましょう。
洗浄後は、水気を完全に拭き取ることが重要です。
汚れと水気は包丁の刃を錆びさせ、劣化させる原因となるので
使い終わった後のお手入れは欠かさずに行いましょう。
「包丁の永切れ性を高める方法」
包丁は日頃からきちんとお手入れすることが大事ですが、
それだけでは切れ味の劣化を抑えることはできません。
使用するたびに刃が摩耗する包丁は、
定期的な「研ぎ直し」が必要になります。
「研ぎ直し」の頻度は鋼材によって異なり、当店の包丁だと
l 7CR17MOV:1ヶ月に1回
l VG10:2ヶ月に1回
このくらいの頻度を目安に研ぎ直しをすると良いです。
使用頻度が少ない場合は、
l 7CR17MOV:2ヶ月に1回
l VG10:3ヶ月に1回
程度でも問題ないでしょう。
お手入れは「中砥石」を使って行い、その後「仕上砥石」を使うと
切れ味がよりよくなります。
ただし、刃が欠けている状態の包丁は「中砥石」では砥げないため、
「荒砥石」を使い、その後「中砥石」「仕上砥石」を使うと良いでしょう。
また、包丁を砥ぐ際は、角度が大事です。
刃は砥石に対して45度の角度で研ぎましょう。
適切なお手入れを行って、お気に入りの包丁を長く大切に
使っていってくださいね。