2021/03/11 20:00
包丁の切れ味は、使い続ける度に摩擦が起こり、
刃が摩耗していきます。
刃が摩耗すると、鋭い切れ味が落ち、
食材を切りづらくなったり、怪我をする恐れがあります。
それでは、包丁の切れ味を保つためには、
どのようにすればよいのでしょうか。
包丁の切れ味は、適切なお手入れをすることによって、
長く保つことができますよ。
お手入れにはポイントがあるので、しっかりと抑えていきましょう。
当記事では、包丁の切れ味を長く保つ方法やお手入れの際のポイントを紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
「包丁の切れ味を長く保つ方法」
包丁は日々使い続けることによって、摩耗していきます。
摩擦によって摩耗することは、避けることができないですが、
日々の包丁の使い方を気を付けるだけで、鋭い切れ味が長続きしますよ。
包丁が錆びてしまうのは、食材の洗い残しや水気がきちんと
拭き取れていないことが原因です。
そのため、包丁は使い終わったら
きちんと洗浄し、水気を拭き取ることが大切ですよ。
使い終わった包丁は、食器用洗剤を使って、
食材の汚れをキレイに洗い落としましょう。
その後、流水でしっかりと汚れと洗剤を洗い落とし、
ふきんで水気を完全に拭き取ってから保管すると良いです。
包丁は使う度にキレイに洗って、キレイに拭いて保管するだけで
鋭い切れ味を長続きさせることができます。
「包丁の正しいお手入れ方法」
包丁は普段のお手入れに加えて、
「研ぎ直し」によって正しいお手入れをすることで、
鋭い切れ味を長続きさせられます。
「研ぎ直し」は、鋼材によって頻度が異なります。
7CR17MOVは1ヶ月に1回程度、
VG10では2ヶ月に1回程度の頻度で
研ぎ直しをすると良いです。
砥石は研粒の大きさである粒度の違いによって、
使うタイミングが異なります。
刃が欠けている状態の砥石には「荒砥石」を使って
欠けている部分を削ります。
その後「中砥石」で研ぎます。
「中砥石」は日常的な研ぎ直しに使えます。
そして「仕上砥石」を使って、研ぐことで
切れ味の鋭い包丁になりますよ。
「研ぎ直し」を適切なタイミング行い、
包丁の鋭い切れ味を長持ちさせたいですね。