2021/02/24 20:00
食材によって包丁を使い分けることは、
調理を快適に進めるために重要なポイントです。
包丁は、刃渡りや刃幅、刃厚がことなり、
さまざまな形状のものがあります。
それらには、切りやすい食材があるため、
食材に適した包丁選びのポイントを知ることで、
下準備が楽になりますよ。
当記事では、食材に適した包丁選びのポイントと、
包丁の種類別の特徴をまとめていますので、
ぜひ包丁選びの参考にしてみてくださいね。
「食材に適した包丁選び」
食材はそれぞれ、大きさや硬さが異なります。
そのため、食材の大きさや硬さによって、
切りやすい包丁も変わってきます。
包丁は種類が多く、それらは切る食材に適した
形状をしているため、包丁の特徴を知り、
食材に合った包丁を選びましょう。
今回は「牛刀」「パン切り包丁」「骨スキ包丁」
「ユーティリティーナイフ」について
紹介していきますね。
「包丁の特徴」
「牛刀」
刃渡りは20㎝前後と長く、刃幅は広めで
刃厚は薄い諸刃で、まっすぐに切り込むのに都合の良い包丁です。
かたまり肉を切ることに適していて、
硬さのある肉も柔らかい肉も切り分けることができます。
肉だけでなく、小魚をさばくことができ、刺身をひくことも可能です。
野菜や果物など、幅広く活用できる包丁なので万能包丁とも呼ばれています。
あらゆる料理をこれ1本で行えるため、非常に使い勝手の良い包丁ですよ。
「パン切り包丁」
パンを切ることに適した包丁です。
l 刃渡りが長い
l 刃厚が薄い
l 刃幅が狭い
l 波刃になっている
これらの特徴があり、硬いパンも柔らかいパンも
潰さずにスムーズに切り分けることができます。
パンだけでなく、カステラなどの柔らかいお菓子の切り分けにも
使用できますよ
「骨スキ包丁」
刃は細身で硬く、峰が厚い形状で、
鋭利な切っ先で複雑な骨まわりも切りやすくなっています。
骨付き肉から骨を取り除く際に活躍するため、
スペアリブなど骨付き肉を使った料理をよくする人におすすめですよ。
「ユーティリティーナイフ」
多用途ナイフや万能ナイフと呼ばれる
使い勝手のよいナイフです。
刃は、薄く小さいという特徴があり、
頑丈な包丁なので、小さな野菜や果物の切り分けや
ちょっと切りたいときにさっと使えるナイフです。
食材に適した包丁を選び、
調理をスムーズにして、
美味しい料理を作ってくださいね。