2021/02/03 20:00
包丁には、刃幅や刃渡り、刃厚の異なる
様々な種類があります。
それぞれ形状の違いによって、
切りやすい食材や切りやすい切り方が異なるため、
目的に合った包丁を選ぶと調理がスムーズになりますよ。
当記事では、食材や切り方によって、
どのような包丁をチョイスすればよいかを紹介しますので、
包丁選びの参考にしてみてくださいね。
「包丁の種類とは?」
包丁には、形状の異なる様々な種類があります。
万能包丁と呼ばれる、あらゆる食材のカットに適しているのは
「牛刀」「三徳包丁」です。
他にも「骨スキ包丁」や「ペティナイフ」があり、
それぞれ切りやすい食材が異なります。
どの食材をどのように切るのかによって、
適した包丁選びをすれば、
切りづらさの解消や余計な力を入れることなく
安全に調理ができるようになりますよ。
「包丁の種類別の特徴」
「牛刀」「三徳包丁」「骨スキ包丁」「ペティナイフ」
これらの包丁の特徴をおさえ、切りやすい食材や切り方を
チェックしていきましょう。
「牛刀」
牛刀は、かたまりの肉や魚を切るのに適した包丁です。
大きい肉や硬い・柔らかい肉は、刃渡りの短い包丁では
切りづらいため、刃渡りが20㎝前後の包丁が
適しています。
また、刃渡りが長く、刃幅も広い牛刀は
野菜や果物のカットもできます。
刃幅が広いため、葉野菜の千切りや
人参などの硬い根菜類も切りやすいです。
「三徳包丁」
牛刀に比べると刃先が丸くなっており、
扱いやすいサイズ感の包丁です。
牛刀同様、肉や魚、野菜や果物をカットすることができます。
牛刀よりも少しサイズが小さいため、
手のひらサイズの小さめの野菜などは三徳包丁の方が切りやすいでしょう。
「骨スキ包丁」
一般家庭ではあまり持っている人が少ないですが、
骨付きの肉料理をする人には絶対持っておいていただきたい
包丁です。
骨スキ包丁は、刃渡りが長く、刃幅は狭い作りになっており、
骨など複雑な部分の肉をキレイに切り分けるのに
適した包丁です。
スペアリブなどの骨付き肉の調理の際に大活躍する包丁です。
「ペティナイフ」
卓上ナイフとしても使える、
小さなサイズの包丁です。
刃渡りが短く、刃幅が狭いため、
手のサイズの小さな野菜や果物の
皮むきや飾り切りなどに適した包丁です。
小細工がしやすい包丁なので、
サラダやデザートを華やかにし、
おもてなし料理の際に活躍しますよ。
包丁の種類別の特徴を知り、
調理に合った包丁選びをして
調理をスムーズに進めたいですね。